アヌビアス続けています。
アヌビアスの水上栽培は続けてはいますが、実生は今はやっていません
前回の投稿から今日までに多くのアヌビアスを駄目にしてしまいました
このブログの投稿記事カテゴリーは主に購入時の販売名で分けていましたが、この中で今も判別可能な状態で残っているのはアフゼリーとハスチフォリアのナイジェリアとカメルーンの3種のみです
葉っぱがすべてなくなって根茎だけの状態になってから復活してきたものもあるので、これ以外をすべてロストしたわけではないですが、当時から所有している種類で現状判別可能なのは上の3種のみ
一方で、ギレッティのキエンケ産とレンデディベ産(どちらも神畑カメルーン便)のワイルド株を2018年に、sp. ゾオイア ギニア産(2012)の国内ショップ増殖株を2,3年前に新たに購入しました
現在、栽培しているのは10種類くらいでほとんどが中型~大型種です
そんな状況なので水槽に蓋をして保湿しながらというのは高さが足りず無理ですから、今はもう蓋はせず上は解放して茂るままにしています
ゾオイアは花付き良好で葉もどんどん出して乾燥にも強く、かなりの強健種だと思います(乾燥に強いといってもエアコンをつけてるので葉の縁や先端は傷みます、でも多少傷んでも何の問題もなく育ちます)

栽培が容易なギガンティアやアフゼリーと同じ感覚で育てられます
ギレッティ レンデディベはうちでは乾燥に弱く、葉の中心部も簡単に傷んでしまって、解放環境では最終的には葉が駄目になってしまいます

そもそも出てくる葉の厚みが薄いので今のうちの環境に合ってないのでしょう
この株は根茎を水に沈めない方が良いのかもしれません
ちょくちょく葉が1枚もない丸坊主になっていますが、なんとか維持しています
こんな感じで以前のように頻繁に何かを試みて試行錯誤して、というのは減りましたが、手を抜きながらゆっくりとアヌビアスを楽しんでいます
Anubias coffeefolia "Kumba" × Anubias hastifolia 交配 実生
Anubias coffeefolia "Kumba" × Anubias hastifolia 交配 実生
4月に交配した種子が6月下旬に発芽しました。
発芽した種子。他にもいくつか発芽していますが、この種子は一番早く発芽したものです。

上の画像は下の画像の丸で囲った種子です。
全長は1mmほど。

この交配については「授粉作業、備忘録」および「種子採取」記事を書くのをさぼったので、ここに簡単に情報をまとめておきます。
日時等かなり不確かです。
授粉作業、備忘録 No.05
開花株:Anubias coffeefolia "Kumba" (アヌビアス コーヒーフォリア "クンバ" 2010/07 神畑)
開花日:2016/04/06
使用花粉採取株:Anubias hastifolia Cameroon(アヌビアス ハスティフォリア 迷彩 2008)
花粉採取日:不明(冷凍保存)
授粉タイミング:おそらく開花翌日
使用道具:筆(面相筆、太さ3mm、ややかため)
花粉解凍作業:不明
授粉作業は筆で柱頭に直接擦り付けるのではなく、筆先に花粉を付けて柱頭付近で筆を軽く叩き、花粉を振りかけるようにして授粉した。
果実の画像
5月16日

5月22日

種子採取日:6月初め
採取種子数:100は無かったかと