emersed anubias

~アヌビアスの水上栽培、実生の道~

水上アヌビアスの植え方についてのお断り。

私が採用しているアヌビアスの植え方はハイドロボールを用土として、水位は用土の高さと同等かやや下まで、そして根茎は完全に露出させ水に浸からず気中にある状態にしています。
根茎から出てくる根は発根して間もなく水中に入っていきます。

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私が上記の栽培方法を採用しているのは、根茎から出た根が用土に突き刺さっていく様子や、根茎から出た直後の根の色や質感などを観察したいからです。
根茎の格好良さそのものと根茎周りのことに執着しているからです。『アヌビアスの根茎を愛でる。』
水上アヌビアス栽培方法としてこの方法が優れていると思って採用しているわけではありませんので、ご理解ください。

アヌビアスの水上育成がお上手な方々の植え方を拝見すると、根茎の全部、あるいは大部分を水没させていらっしゃる方が多い印象があります。
多くの花を咲かせ、綺麗で立派な株を育てていらっしゃいます。
その他にも根茎を用土に埋没させたり、ミズゴケ植えにしたり、根茎を熱帯魚水槽に沈めて葉だけ水上化させたりと皆さん様々です。

秋か冬になったら私も水位を上げようと思っています。