emersed anubias

~アヌビアスの水上栽培、実生の道~

アヌビアス種子獲得の道程その02 実践・花粉採取編

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この記事の内容は不正確なので参考にしないでください。
正しい情報がわかり次第、書き直す予定です。

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今月の頭にAn. hastifoliaが開花した際、花粉を採取しました。
その時の様子と花粉の保管方法について紹介します。
栽培経験が浅いので、誤りが含まれる可能性が大いにあることを気に留めておいてください。)

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開花翌日の画像。

アヌビアスの花(肉穂花序)は下部が雌花、そして上部が雄花で、肉穂花序の成熟は下から上へと順に進みます。

したがって開花直後は雄蕊が成熟しておらず、まだ花粉を採取することはできません。

 

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開花3日目の画像。

このハスティフォリアの場合は開花から花粉が採取できるようになるまで丸2日かかりました。
上の画像のように、自然と花粉がこぼれ落ちているのを確認できるようになってから採取するのが良いと思います。
花粉が採取できるところまで雄蕊が成熟したら、花柄ごと切り取って、ラップや紙(今回は花粉が見やすいようにラップに採取しましたが、保管の都合上、紙を推奨)の上で軽く振ったり叩いたりすれば花粉が落ちるので容易に採取できます。
その際、邪魔になるようであれば肉穂花序を包んでいる仏炎苞はハサミやカッター等で切除してしまいましょう。 

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ラップに採取した花粉。 

続いて花粉の保管方法です。
花粉は冷蔵保存であればひと月ほど、冷凍保存であればそれよりかなり長期に渡って保存できるようです。
次の開花がいつになるかわからないので、今回はより長期間保存できる冷凍保存を選択しました。
紙に花粉を採取したら花粉がこぼれないように適当に折って、フリーザーバッグ等の密閉できる入れ物に入れます。
結露防止のためにシリカゲル等の除湿剤を一緒に入れ、温度変化の少ない冷凍庫の奥で保管します。

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