授粉作業、備忘録04
開花株:Anubias hastifolia(アヌビアス ハスティフォリア 迷彩 2008)
開花日:2016/01/12
使用花粉採取株:同株
花粉採取日:2015/10/16(冷凍保存)
授粉タイミング:開花翌日
使用道具:筆(面相筆、太さ3mm、ややかため)
花粉解凍作業:開花日に冷凍庫から室温に移す。翌朝使用。
授粉翌日
その翌日
そのまた翌日、雄花切除
・開花後、間もなく仏炎苞は切除。
・花粉があふれたのを確認後、花粉採取のために雄花部分切除。
・一部、中性花のようなものがある。
アヌビアス ギレッティ "KRIBI" B株 種子採取
昨年のことですが、9月29日に授粉した株から、12月25日に種子を得ることが出来ました。
しかし果実の膨らみが悪く、種子形成がわずか9個だったので発芽は厳しいと思われます。
種子採取株:Anubias gilletii "KRIBI" (アヌビアス ギレッティ "クリビ" 耳付き 2010/07 神畑) B株
開花日:2015/09/27
授粉日:2015/09/29
種子採取日:2015/12/25
授粉に使用した花粉:Anubias hastifolia(アヌビアス ハスティフォリア 迷彩 2008)
花粉採取日:2015/05/02(冷凍保存)
採取種子数:9個
授粉時のデータについてはこちらのエントリー『授粉作業、備忘録02』をご覧ください。
12月17日の果実の様子。
採取時の果実の様子。
ここまでグズグズになるの待たずとも、もっと早いタイミングで採取する方が良いようですが、そのタイミングが掴めていません。
9個
1月12日現在まで水に浮かべていますが、種子に動きはありません。
アヌビアス ハスティフォリア 同定のための観察、花序分解
Anubias hastifolia(アヌビアス ハスティフォリア 迷彩 2008)
開花画像。仏炎苞は上から下まで開く。
横から
仏炎苞、長さ4cm強
雄花部分の様子。葯(thecae)は雄ずい群(synandrium)の頂点(top)?
仏炎苞背後
仏炎苞切除、肉穂花序全長4cm弱、幅0.8cm、雄花部分長さ3cm弱、雌花部分長さ1cm。
雄花部分切除、雌ずいの数40以上。
雄花部分縦割り、中央のピンクが花軸
雄花部分半月切り
終わった雄花部分。4~5個の雄ずいが結合して1つの雄ずい群を形成している。
蕾
葉と根茎